googleカレンダーで作った勉強のスケジュール表

【仁義なき中学受験 3】どん底の後の希望

前回まで

前回の定期テストでどん底30点を取り、クラス最下位に落ちた息子T…
母は担任の塾の先生と面談をし、勉強の方針を打ち合わせたのでした。

勉強方法をこう変えた

どん底なのは算数。
国語、社会はクラストップ。理科は平均点。
算数の宿題だけで他の科目の勉強を圧迫していました。
決めた勉強方針はこちら。

●算数のみ、宿題は下位クラスの基礎の内容のものをやる
●算数授業前に予習をする
●算数の宿題は一気にやらず他の教科の間に挟み込む

勉強のスケジューリング

そして夫に頼んで塾の授業と宿題のスケジュールを組み直し、漏れがないか確認しました。スケジューリングには、Googleカレンダーを利用しました。

googleカレンダーで作った勉強スケジュール

夫婦間で共有しやすく、週の予定をプリントして子供に見せることもできるからです。
(そのままプリントすると少し見づらい表示になるので、パソコンで表示したものをスクリーンショットを取ってプリントするなどひと技必要になります)

いつもは飲み歩いて帰りが遅い夫も協力し、息子の勉強時間にはどちらかが見守れるようにしました。

どん底後最初のテスト結果

そしてテスト結果が出る当日、例のごとく息子から電話がかかってきました。

今回の定期テスト結果 1回目

国語(150点満点) 112点
算数 (150点満点) 80点
社会 (100点満点)96点
理科(100点満点)68点
クラス順位…○人中…10番。

「…良かったじゃない!」

算数のテストは、基礎応用問題の部分が70点と、新記録でした。
(今まで40点が平均点でした)
なんと難しい発展応用問題も10点取れていたのです。
「よく取れたね〜!」
T「やったとこがたまたま出たんだよ」

発展問題を捨てた理由

塾のテストは毎週習った範囲が出ます。
内容が基礎(基礎応用 配点:100点)と発展(発展応用 配点:50点)に分かれているので、難しい発展問題ができなくても基礎を抑えられれば100点までは取れるのです!

『発展問題を捨てて良かった!』と心から思いました。
ある範囲の問題を捨てるのは勇気がいりますが、読んだ本にはできない難しい問題にはこだわらず、復習するのは解き方を理解しているけど曖昧なものだけにするよう指導を受けていました。

また塾の先生方からは、難関校(御三家など)を受けるのでなければ解くのを欲張らず、正答率50%以上の問題に集中するように言われていました。
基礎をまず固めなければ、発展問題も解けないからです。

さて、次のテストの結果までで、トップクラスに残留かクラスダウンかが決まるので、回復したからと言って油断はできません。

その後さらにこのような工夫を重ねて勉強の進行を見守りました。

百均の材料で作った宿題リスト表

100均の材料で作った宿題ボード

算数ほか塾の宿題の種類が多く、スケジュール表を作っても計画通りにいかない事が多かったので、夫に頼んで作ってもらったのがこれです。

材料

●ホワイトボード(百均)
●マグネットシート(百均・裏は違う色)
●ボード用罫線シール(文房具店で購入)

終わった宿題のタグをくるっと裏返すと終わったものとまだのものが一目でわかりとても便利!
子供も終わった宿題のタグを返すのが爽快でモチベーションになったみたいです。

そんな中、どん底後2回目のテスト結果

2回目の定期テスト結果

国語(150点満点) 128点 ↑UP
算数 (150点満点) 81点 ↑UP
社会 (100点満点) 83点 ↓DOWN
理科(100点満点) 75点 ↑UP
クラス順位…○人中…6番。

(私)「おぉ〜(安堵のため息)。」

これで今月はおそらくクラスダウンはないでしょう。
(事実、大丈夫だった。)

しかし相変わらず算数は基礎オンリー、宿題も終わらない息子…
これから受験最後の夏に突入です。
どうなっていくのでしょうか…

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